NHKは20日、22年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(脚本三谷幸喜、主演小栗旬)の第1次キャストを番組公式ツイッターで発表した。源義経役に俳優菅田将暉(27)が起用された。菅田の大河出演は17年「おんな城主 直虎」以来2回目。

源頼朝の弟で、天才軍略家。菅田は「悲劇の天才武将と言われ、ドラマティックに描かれることが多い人物ではあるけれど、意外と創作されているエピソードも多く、実態がよく分からないところが演じる上では興味深いと思っています。いつも歴史上の人物や実在の方を演じるときに心がけているのは“血の通わせ方”“きれいごとで終わらせない”ということ。特に義経はきれいなイメージがあるので、生々しく、義経は生きていたんだと僕自身も実感しながら演じていきたいです」とコメントしている。

番組では、第1次キャストを16日から5日間連続で発表しており、今回が最終日。これまで発表された出演者は以下の通り(発表順)。

◆16日発表分

北条政子(小池栄子)、北条宗時(片岡愛之助)、平清盛(松平健)、比企能員(佐藤二朗)

◆17日発表分

畠山重忠(中川大志)、平宗盛(小泉孝太郎)、大姫(南沙良)、安達盛長(野添義弘)、源行家(杉本哲太)

◆18日発表分

三浦義村(山本耕史)、和田義盛(横田栄司)、伊東祐親(辻萬長)、阿波局(宮沢エマ)、土肥実平(阿南健治)

◆19日発表分

北条時政(坂東弥十郎)、源頼家(金子大地)、阿野全成(新納慎也)、源範頼(迫田孝也)、大江広元(栗原英雄)