女優上野樹里（34）主演のフジテレビ系連続ドラマ「監察医　朝顔」（月曜午後9時）の第6話が7日、放送される。

昨年7月期ドラマの第2弾。87年4月スタートのフジテレビ系のドラマ枠「月9」では初の2クール放送。7月期の予定が、コロナ禍で11月開始となった。

万木朝顔（上野）は神奈川県の興雲大学に勤める法医学者。横浜・野毛山署のベテラン刑事の父・平（時任三郎）は健在だが、2011年（平23）3月11日に東北の海沿いにある実家に帰省中に、東日本大震災に巻き込まれた母の里子（石田ひかり）の遺体は見つかっていなかった。そして、父の元部下だった神奈川県警捜査一課の刑事・桑原真也（風間俊介）と結婚して、5歳になる娘のつぐみ（加藤柚凪）に恵まれていた。

第6話では、朝顔（上野）は、朝になっても帰宅せず、電話にも出ない桑原（風間）のことを心配していた。テレビからは、昨夜発生した警察官殺害事件のニュースが流れていた。犯人は、警察官を襲って拳銃を奪い、現在も逃走中だという。そこに、故郷の仙ノ浦を訪れている平（時任）から電話が入る。桑原のことを聞いた平は、聞き込みや検問で徹夜なのだろう、と言って朝顔を安心させる。

同じころ、野毛山署管内の港には、神奈川県警の捜査員たちが集まっていた。横たわっている遺体は、桑原と連絡を取り合っていた田村聖奈（中村里帆）で、拳銃で頭を撃たれていた。神奈川県警管理官の瀧川雄一郎（近藤芳正）は、事件現場に居合わせた桑原を呼ぶよう指示する。そこに山倉（戸次重幸）ら野毛山署強行犯係の面々が駆けつけた。しかし山倉らは、事件の詳細すら教えられずに帰されてしまう。

警察官殺害事件の影響で保育園が休みになってしまったため、朝顔は、つぐみを連れて法医学教室へ出勤する。藤堂（板尾創路）と絵美（平岩紙）も、小学校が休校になったために息子を連れてきていた。そこに、緊急の解剖依頼が入り、朝顔は解剖を行おうとする。