3日に放送された、沢口靖子主演のテレビ朝日系ドラマ「科捜研の女」(木曜午後8時)の7話の平均視聴率が11・3%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・7%、第2話は11・1%、第3話は10・9%、第4話は12・0%、第5話は12・2%、第6話は11・8%だった。

京都府警科学捜査研究所、通称・科捜研の法医研究員・榊マリコ(沢口)が専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く人気シリーズ。20シーズン目に突入し、現行連ドラとして最多シリーズ記録を更新した。

監察医・風丘早月(若村麻由美)の娘で、大学生の亜矢が科捜研にやってくる。風丘との待ち合わせかと思いきや、交通事故を目撃したことから京都府警交通課で聴取を受け、その帰りに“師匠”と慕うマリコにあいさつにやってきたという。

科捜研の研究員を目指している亜矢は、マリコたちの鑑定作業に興味津々。無邪気に事件について聞くが、マリコは「それは言えない。ただ、今日は“忘れてはいけない日”」とだけつぶやく。

マリコは風丘の差し入れがヒントになって解決した「100円殺人事件」や「8億円の猫殺人事件」を語って聞かせる。一方で亜矢には秘密で鑑定を続ける。