元タレント「おかもとまり」として知られ、現在はクリエーターとして活動する岡本麻里さんが、原案を担当した映画「青の帰り道」の公開から2年が経ち、「私自身もこの作品に救われました」と思いをつづった。

岡本さんは7日、ブログを更新。「本日12/7は、青の帰り道が新宿バルト9で上映開始された日です!」と書き出し、「誰かの生きることへの背中をおしたいと、その信念で5年、とにかく作品を世に出すことで走りました。けれど、私もこの5年で色々あり、自分が壊れてしまった時期もありました。『何で誰かの命を救いたいと思っていたのに...』なんで自分が消えたくて仕方がないんだろうって」と、心身の不調で入院していた時期を振り返った。

同作の原案は、大切な友人の自殺を止められなかった後悔から23歳の時に執筆し、「生きる道はひとつじゃない」というメッセージを込めた。自身も映画公開を機に、「入院したことも、心が壊れたことも受け止めて『生きる道は、一つじゃない』と自分に言い聞かせました」といい、「結局、私自身もこの作品に救われました」と岡本さん。「今も『生きる道はひとつじゃない!』を胸に抱き、子供の笑顔を第一に生きていきます!!そして、青の帰り道で出会った全ての方々に感謝です」とつづった。