E-girlsが、デビュー記念日でもある今月28日に、ラストライブとなる有料配信ライブ「LIVE×ONLINE BEYOND THE BORDER」を開催し、約9年の活動に終止符を打つ。

昨年12月22日に、20年をもって解散することを発表。2月からはラストツアーが開幕したが、コロナ禍で3公演のみの開催となった。その後は配信ライブ「LIVE×ONLINE」などでパフォーマンスを届けてきた。

今月25日のテレビ朝日系音楽特番「ミュージックステーション ウルトラ SUPER LIVE2020」は、テレビ番組でのラスト歌唱となった。ピンクの華やかな衣装に身を包んで代表曲「Follow Me」など3曲を披露。ボーカルの藤井夏恋は「3日後にラストライブがあるんですけど、本当にまだ実感がなくて、今も不思議な感じです」と話した。

ラストライブ当日の28日には、アルバム「E-girls」も発売。最後までファンに笑顔を届ける。先月の取材で、鷲尾伶菜は「28日になってみないと実感はわかないと思いますが、ラストにふさわしい内容にしたい。それぞれがE-girlsを悔いなくパフォーマンスできるように、最後の最後までブラッシュアップして臨みたいです」。リーダーの佐藤晴美も「ファンの皆さんが支えてくれた1番の存在。近くにいてくれる感覚で皆さんのことを想像しながら、画面の向こう側に届くようなパフォーマンスをしたいと思います」。11人のラストダンスに、注目が集まる。

◆E-girls(イーガールズ) 11年4月に、LDHに所属の女性グループDream、Happiness、Flowerらを中心に構成したプロジェクトとして始動し、同12月にシングル「Celebration!」でデビュー。「E」はEXILEに由来。代表曲は「Follw Me」「ごめんなさいのKissing You」など。13年から5年連続でNHK紅白歌合戦出場。17年7月、Dreamの3人が卒業し、佐藤晴美をリーダーとした、SAYAKA、楓、藤井夏恋、YURINO、須田アンナ、鷲尾伶菜、坂東希、石井杏奈、山口乃々華、武部柚那の11人組のグループに。