ビデオリサーチ社は2日、NHK紅白歌合戦などの年末年始の視聴率について、世帯視聴率と個人視聴率を発表した。昨年までは世帯視聴率だけだった。

同社は昨年4月から、テレビ視聴率を測定している全地区で、調査設計を統一した。これまで、関東、関西、名古屋、北部九州の4地区で実施している機械式個人視聴率調査を、他23地区での提供を開始。また、現在、関東、関西、名古屋の3地区で実施しているタイムシフト視聴率データを、他24地区でも提供を開始するなど、全国的に同じ形態で視聴率を調査できることになった。

これまでの記事になっていた視聴率は主に関東地区の数字であって、民放のネットワークによっては放送されない県もあり、全国的な数字ではなかった。だが、20年4月からは、全国で調査対象世帯数は異なるものの、視聴率調査の設計が統一されることで、「全国」という単位で視聴状況を表現するデータを具現化できることになった。そこで、同社は推計視聴人数(全国32地区)の提供も開始した。

ということで、今年から紅白歌合戦などの番組を、全国でどれだけの人が視聴したかという、視聴人数も発表された。ただ、1分以上見たという数字なので、その人数をどう捉えるかはそれぞれだ。

さらに、関東の調査世帯数を900世帯→2700世帯に、関西は600世帯→1200世帯、札幌は200世帯→400世帯と拡大。対応する地上波放送局だけでなく、BS放送局も民放7局、NHK2波の局別の数字も出るようになっている。