石原さとみ(34)主演のテレビ東京系新春ドラマ「人生最高の贈りもの」(4日午後8時放送)の会見が3日、オンラインで行われ、石原のほか共演の向井理(38)勝地涼(34)寺尾聰(73)が出席した。

余命宣告を受けた女性と、彼女を取り巻く家族の絆を描く物語。

脚本を「ひよっこ」などの岡田恵和氏が手掛ける。撮影は1年半前に実施。石原は同氏脚本作への出演を熱望しており「こういう役をやりたかった」と話す。ドラマは当たり前の日常を描く内容で、出演したことでその価値をあらためて実感したという。「撮影中はプライベートな部分で波風を立てないように意識していたし、その後の人生にプラスに働くきっかけになりました」。コロナ禍の今だからこそ響くものがあるといい「1日も早く、ドラマのような時間が戻って欲しいと思える時間になっていると思います」と語った。

今年の抱負については「お仕事でもプライベートな部分も、安定した気持ちでいられたらいいなと思います」とほほ笑んだ。

親子を演じた寺尾とは初共演となった。撮影現場では自然と和やかな空気が生まれたといい、石原は寺尾について「ストレートというより愛を包んで届けてくれる、温かい方でした」。一方で共演後に訪れた寺尾のライブでは、その変貌ぶりに「お父さんというより、色気ムンムンで、ダンディー。それを知る前にお会いできてよかった」と笑った。