永野芽郁(21)が、主演映画「地獄の花園」(関和亮監督、5月公開)で、人生初の特攻服姿で肉弾戦を演じることが4日、分かった。永野は劇中で、OLとして働く裏で、社内で展開される熾烈(しれつ)な派閥争いを戦いつつも、普通のOL生活に憧れている田中直子を演じる。

脚本を手掛けたバカリズム(45)は、17年に脚本・主演を務めたドラマ「架空OL日記」で、翌18年に優れた脚本家に贈られる第36回(17年度)向田邦子賞を受賞するなど脚本家としても評価を高めている。今作では、日本中のOLが抗争を繰り広げる物語を作り上げた。

バカリズムは「今回、『女性のヤンキーものを書いて欲しい』というオファーをいただき、最初は女子高生のバイオレンスな話を書いていた」と語った。その上で「もっと非現実的でバカバカしくするために関監督に『設定をOLにしませんか?』と提案したところ、『面白いですね!』と乗っていただき、そこから関監督の演出でより壮大なバカバカしい映画になりました」と関和亮監督に設定を逆提案したと明かした。

そして「これまで関監督とはいろんな作品でご一緒させていただいていますが、1番バカバカしさに振り切った笑える作品になっていると思います」と自信を見せた。