漫才コンビ「まるむし商店」磯部公彦(63)が7日、奈良県内で「奈良SDGs学び旅を復習するためのクレイアニメ教室」を開催し、オンライン取材会に出席した。目標の中に「ジェンダー平等を実現しよう」との項目があることから、女性蔑視とも受け取れる発言で批判を浴びる東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)について感想を問われ、磯部は「時代遅れも甚だしい」と語った。
クレイアニメとは粘土作品を1コマごとに少しずつ動かして撮影し、動画にしたもの。磯部は奈良県、奈良市、商工会議所などで構成される「奈良新しい学び旅推進協議会」から依頼を受け、大和郡山市立郡山西中学校で生徒11人にSDGsをテーマにしたクレイアニメ教室を実施した。教室を終え、磯部は「彼らなりに考えていた。優秀な子たちが集まって楽しい時間でした」と振り返った。
SDGsとは「持続可能な開発目標」を指し、17の目標の中に「ジェンダー平等を実現しよう」がある。そのことから、SDGsに取り組む磯部に、森会長の発言を「どうとらえているか」と質問があった。
磯部は作品作りの際は「1つ1つ勉強する。SDGsは1つの地域、人種にテーマを与えずに、全体的な地球規模で作品を出している」と説明。「そういう意味では、時代遅れも甚だしい。もし勉強したら、そんな時代ではないと分かると思う。公のところでは言うべきではない」とした。
また、吉本興業を退社したキングコング西野亮廣(40)にも言及。西野は、アニメ映画「えんとつ町のプペル」で製作総指揮などを務めている。西野のような規模の大きい作品作りに、磯部は「地域の方々とやる方が僕には向いている」と話した。
磯部は15年から趣味でクレイアニメに取り組んでおり、昨年初めてSDGsをテーマとした作品作りに着手。「SDGs17の目標」をクレイアニメ動画で17話制作することになり、現在7作目を制作中。
相方の東村雅夫(63)と83年にコンビ結成。磯部は今後の漫才師としての目標は「NGK(なんばグランド花月)のトリ。死ぬまでにトリ」と語った。



