ツイッターで話題になった4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」が、「100日間生きたワニ」としてアニメ映画化され、神木隆之介(27)が主人公のワニを演じることが16日、分かった。今日17日が5月28日の公開100日前となる。「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督、妻ふくだみゆき監督が共同でメガホンを取る。

映画は、ワニの日常に加え、ワニがいなくなった後の100日間を描く新たな「100ワニ」。親友のネズミに中村倫也、モグラに木村昴、ワニが恋するセンパイに新木優子も決定。

神木は「ワニ君をやらせていただくことになりました! とてもうれしかったですし、中村倫也くんとご一緒できるのが楽しみ。今、この瞬間という大事さを伝えられたらいいなと思っております!! 神木ワニ之介」とコメントした。

中村は「オファーをいただいた時『はやったからって映画化してぇ~』と勘ぐってしまいました。映画の展開や思い、あらためて原作に触れた時に、意義のある作品になると強く感じ、自分の先入観を反省しました」と話している。

製作開始の矢先に新型コロナの影響が拡大したそうで、上田監督は脚本も大きく書き直したことを明かしている。主題歌はいきものがかりが手掛ける。

◆100日後に死ぬワニ 漫画家、イラストレーターきくちゆうき氏が19年12月12日から20年3月20日まで、ツイッターに投稿した4コマ漫画。ワニと仲間たちの何気ない日常を、カウントダウンする形で100日間にわたって描いた。最終話は、いいねの数が214万という、ツイッターの歴代最多数を記録した。