菅野美穂主演の日本テレビ系連続ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(水曜午後10時)の第6話が17日、放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が8・4%だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・3%、第2話は8・8%、第3話は8・1%、第4話は8・2%、第5話は8・3%だった。

同ドラマは、恋愛小説家でシングルマザーの水無瀬碧(菅野)と、20歳になっても彼氏ができたことがなく、筋金入りのオタクである娘の空(浜辺美波)の“トモダチ母娘”が恋に奮闘するエキサイティングラブストーリー。

脚本は「ロングバケーション」「オレンジデイズ」「半分、青い。」などで知られる北川悦吏子氏が手掛ける。

第6話で、沙織(福原遥)から突然の別れを告げられ車を飛ばした漱石(川上洋平)は、熱にうなされる中、あわや事故の大ピンチに陥った。

電話で異変に気付いた碧は病院へ駆けつける。碧は漱石に“母と娘”を描く新作小説「真夏の空は、夢」の成功を誓い、執筆に没頭した。

そんな中、空(浜辺美波)は渉(東啓介)との順調な交際に浮かれる一方で、将来親離れすることにセンチメンタルな気持ちを抱いていた。それは碧も同じ気持ちだった。

そして、光(岡田健史)は空への切ない思いを隠しながらも、碧と空の血液型が親子ではありえない組み合わせであることが気にかかり、さりげなくおだやで探りを入れた。しかし、何かを察した俊一郎(中村雅俊)と酒を交わすことになった。酒が入ったことで、それまで隠していた光の恋心が爆発した。

そんな中、空もまた、自分と碧の血液型に疑問を持ち始めた。空の行動に気づいた碧は、本当は血が繋がっていないことが空に知られたら「みんな終わりだ」と、パニックに陥った。その頃、病院で検査結果を知った空は、母と自分が“他人”であるという証拠を突きつけられていた。

ショックで家に帰れなくなる中、空が助けを求めたのは、いつもそばにいた光だった。水無瀬家の母娘の絆に入った傷は、やがて周囲を巻き込んでいった。