演歌歌手山内恵介(37)が22日、東京・金王八幡宮で、新曲「古傷」(24日発売)発売記念ヒット祈願イベントを行った。

山内にとって、同所は15年の「NHK紅白歌合戦」初出場後に、初詣に出向いた思い出の場所だ。この日は新曲のヒットと、新型コロナウイルスの1日も早い収束を祈ったという。

新曲を「この歌は、恋の古傷がある方が、時間がたって別れた相手に感謝をすると、『お前が居たから俺があるんだよ』って、そういうメッセージが込められています」と説明した。

昨年はコンサートなどが軒並み中止になった。「やはり、お客様にお会いして生で歌を届けるステージが最高なので、全国をまわりたいですね」と、今年について前向きに話した。

無観客ライブについては「反応がないっていうのに最初は、もどかしさがありました。やっていくごとに、より見ている方の事を意識して、歌をとどける。そういう力がついた」。

今年デビュー20周年を迎え、この日引いたおみくじでは、大吉が出た。今年の紅白への思いを問われ「もちろん、出たいです。たくさんの方に自分を知ってもらいたいですし、とくにこの神社は紅白初出場して、そのまま初詣にきたところ。そういった意味では、非常に縁起が良い場所です」と話した。