ZOZO創業者でスタートトゥデイ代表取締役の前澤友作氏(45)が3日午前、ツイッターを更新し、米宇宙ベンチャー「スペースX」と契約し23年に予定する民間人初となる月周回飛行を計画している宇宙プロジェクト「dearMoon」の同乗者を世界中から8人、募集すると発表した。

前澤氏は月旅行で楽しみにしていることについて「僕が一番、楽しみにしているのは、自分の生まれた故郷…この地球を…丸く、青く輝く、この地球を自分の目で確かめることです」と即答した。さらに「月からグルッと回って出てくる時に、アースライズという現象が、もしかしたら見られるかも知れません。サンライズと同じように、地球がまるで日の出のように月の端から浮き上がってくる。そんな光景を目にした時に、どんな感動が待っているんでしょうか?」と目を輝かせた。

なぜ月に行くのかについては「3つあります」と口にした

「1つ目…好奇心です。まだ見たことのないもの、行ったことがない場所に行きたいという、この好奇心を満たしたい」

「2つ目。地球の素晴らしさを改めて感じたい。自分の生まれ育った地球、偉大な地球、ここに改めて感謝したい」

「3つ目。自分の小ささ、自分の未熟さ…これを改めて実感したい。宇宙に行けば、自分って小さいな、未熟だなと改めて思うと思います。そういうことを通して、もっと、もっと頑張ろう、もっと、もっと成長しようと…きっと、そういう風に思えるんじゃないかと」

そして、動画の最後で「多様な方々からの応募をお待ちしています。今、どんなことをしていても構いません。自分が、何か人や社会の役に立ちたいんだ、自分のクリエーティブ活動を何か大きく飛躍させたいんだ…そう思う方は、どしどし、ご応募ください。ありがとうございました。日本の自宅からお届けしました。MZでした」と言い、左手を振った。