NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の3日に放送された第63話の平均視聴率が18・4%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、京都にやって来た一平(成田凌)と千代。一平の母の名前だけでは居場所が分からず、以前に勤めていたカフェーキネマの情報網を頼ることにした。その夜、一平と千代は常連客に聞き込みを始めた。すると客から母の夕(板谷由夏)らしき情報を聞き、翌日、嵐山にある旅館に向かった。そして母と再会し、一平は父の天海天海(茂山宗彦)のことを憎んでいることなどを話した。しかし夕からは「(天海から)追い出されたのではなく、私が男を作って勝手に家を出て行った、一平を捨てた」と、一平が思っていたこととは全く逆のことを聞かされ、ぼう然とした。