人気ゲームを実写化した米映画「モンスターハンター」(ポール・W・S・アンダーソン監督、26日公開)の日本語吹き替え版で、日本語を一切話さない異例の役どころを演じる俳優の松坂桃李(32)が4日、都内で、ジャパンプレミアムトークショーに出席した。

松坂演じるハンターは「モンハン」世界オリジナルの言語を話す、唯一、日本語のセリフがない役どころ。松坂は「はっきりした言葉という言葉がなく大変でした」と振り返り、「こうじゃないかな、とか予想を立ててトニーさん(ハンター)の表情をみながら声を入れさせていただきました」と話した。

ハンターは主演の米女優ミラ・ジョボビッチ演じるアルテミスとバディを組み、巨大モンスターに立ち向かう役どころ。

この日、中継で参加したポール監督とミラは、松坂の吹き替えを「すごく感情が伝わってきた。本当にすごいと思いました」と称賛。そして「信じられない。こうやって出演していただいてありがとうございます」と感謝した。

もし続編があるならば、「次は出演したい。おふたりとひと狩りしたいです」と、モンハンのCM「ひと狩りしようぜ」とからめて期待を寄せる松坂に、ミラは「ぜひ次のご一緒したいです。セリフもアクションもたくさんあるシーンにしたいと思います」と笑顔で応じた。

そのほか、日本人唯一の出演者山崎紘菜(26)、アルテミスの吹き替えを務めた本田貴子も登壇した。