NHK前田晃伸会長(75)は4日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、昨春からスタートした配信サービス「NHKプラス」の契約数が2月末で、ID取得が151万人、登録者数が122万件であることを発表した。同時配信率は総合テレビが96%、Eテレが74%だという。

前田会長は「便利だとの声をいただいている。今後もより多くの番組を配信して、サービスの改善に努めたい」。契約数については「当初の予定ではもう少しいってもいいのかなと思う。どうしても本人確認をするために、手続きが煩雑になる。私もめんどくさいと思う。もっと簡単にできないかと言っている」と話した。

同局によると、最も見られた番組は「紅白歌合戦」で、そのほか、大河ドラマ、連続テレビ小説、ニュース番組が見られているという。