歌舞伎俳優松本幸四郎(48)が4日、オンラインで行われたベネッセ「進研ゼミ」新商品発表会に登壇し、「一意専心」の家訓について語った。

その極意について「仕事も遊びも、興味を持ったらとことんやること。ひとつのことに専心するのって、かっこよくないですか?」。長男は歌舞伎俳優市川染五郎(15)として活躍中。幸四郎は「自分の意志で歌舞伎をスタートしたのはうれしい限りですが、それは義務ではない。興味がなければ続けられない。強要はできないので、触れられるところにビデオや本を置いておくなど環境作りをしてサポートしている」と話した。

自身も中学生の時に進研ゼミで勉強していたというが、「2人の子どもたちと勉強を共有したい」と、昨年から再び現役の進研ゼミ生に復帰。中学校のカリキュラムを勉強している。ステージ上で行われた即席の試験で85点の高得点をマークし、大喜びした。

この日は、俳優藤岡弘、の三女でモデルの藤岡舞衣(13)と、俳優鈴木福の妹、鈴木夢(14)も現役の進研ゼミ生として登場した。昨年は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言下での一斉休校も体験。現在も「友達との距離を1メートルあけたり、会話も最低限だったりと少しさみしい」(藤岡)と、コロナ禍での中学生活を語った。

2人もそれぞれの家訓を披露し、藤岡家は「何事にも努力。すべてに無駄はない」、鈴木家は「素直で人に好かれる人になろう」。学校と仕事の両立について大いに語った。