藤原竜也(38)竹内涼真(27)日向亘(16)が6日、都内で映画「太陽は動かない」(羽住英一郎監督)の公開舞台あいさつに出席した。

同作はホリプロ創業60周年記念映画として制作されたもの。

同事務所に所属している3人はこの日、初めて有観客で舞台あいさつを行った。

藤原は「(女性がいない舞台あいさつに)花がないということで…すみません。大変な時期に集まっていただいてありがとうございます」とユーモア交えてあいさつ。

竹内は「1年越しに公開ということで、お客さんを入れての舞台あいさつはすごく久々なので感動しています。リモートのイベントばかりだったので、『そろそろ公開する』という実感がなかったけど、今こうやってお客様の前に立たせていただいて、ようやく実感できました」と感極まった。

本作がデビュー作だという日向は「今こうしてキャストの皆さんと監督とこの場に立ててすごく幸せに思います」と喜びをかみしめた。

同作は吉田修一氏の小説が原作。表向きは小さなニュース配信会社を装った「AN通信」という組織が舞台となる。2人が演じるエージェントは、24時間ごとに本部への定期連絡をしなければ心臓に埋め込まれたチップの軌道装置が発動し、解除申請が出来なければ5分で爆死するという状況で任務を遂行する。

そのほかに、市原隼人(34)佐藤浩市(60)が登壇した。