「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役で知られる人気声優花江夏樹(29)が、ムーミンバレーパークの新アトラクションで声優とナレーションの一人二役を務める。同パークを運営する(株)ムーミン物語が8日、発表した。

ムーミンの物語を音で楽しめる体感アトラクション「サウンドウオーク~春のしらべ~」で、物語に合わせて新登場するキャラクター「ティーティ・ウー」のボイスキャストを担当するのに加え、ナレーションも行うもの。その多才な演じ分けが注目される。

今回の起用に当たり、花江は次のようにコメントを寄せている。

「スナフキンと、のちにティーティ・ウーと名付けられるひとりのはい虫の出会いのお話でしたが、ティーティ・ウー役を務めるにあたっていろいろとディレクションを頂きました。あまり人とのコミュニケーションのとり方が上手ではないのでオドオドしながら話しかけたり、自分の世界に入ってひたすらにしゃべったり、悪気はないのでしょうがスナフキンをイラッとさせてしまう部分をナチュラルに出せるように気をつけました。また、自身の名前をつけてもらった時に感情を爆発させて鳴くシーンがいろいろな気持ちが混ざり合っていて表現するのに苦労しました。自分の価値や自信、それが一気に変わるくらいの思いを感じるティーティ・ウーのエピソード、是非楽しんで下さいね。ちなみに、ナレーションも担当しております!」

同アトラクションは13日から6月30日まで、特別先行体験期間として、無料で楽しむことができる。詳しくはhttps://metsa-hanno.com/soundwalk/thespringtune/