大手芸能事務所田辺エージェンシーと、秋元康氏、TBSがタッグを組んだスター発掘・育成プロジェクト「私が女優になる日_」のオーディションがこのほど行われ、4月17日にスタートする同名演技バトル番組(土曜深夜0時58分)に出演する10人が決まった。 合格者発表後の囲み取材で印象的だったのは、選ばれた“原石”たちのとても実直で誠実な意気込みコメントと、巻き起こった拍手だった。取材の最後に、偶然かもしれないがいわゆる“ダブルセンター”の位置に立っていた岡田里穂(18)と飯沼愛(17)の2人に、合格者たちを代表して抱負を聞いた。
まず岡田が「自分自身のことがあまり好きじゃなくて、そんな自分を変えたいと思って応募しました」と、決意を込めて話しだした。「お芝居の経験もありませんし、学芸会とかでも、すごい脇役をやっていたので。お芝居できるかな、って思っていたんですけど、審査を経て、他の人の人生を生きることがすごく楽しいなと思えるようになりました」と明かした。「もっと成長して、育成プロジェクトを通じて、もっと自分を好きになれるようになって、いつかは自分みたいな人を救える女優さんになりたいと思います」と締めた。
岡田の決意を聞いて、秋元氏やTBSテレビの佐々木卓代表取締役社長はじめ、スタッフたちも思わず拍手をした。その場にいた大人たちの意識を、一気に引き寄せたようだった。
飯沼も続いた。「まずはコロナ禍という状況で、こういった機会を与えてくださった関係者の皆さんにすごく感謝します」。100点満点のあいさつから入った。
「やっぱり、選んでくださったからには、全力を尽くして、悔いのないように頑張りたいです。選ばれたみんなとこれからやっていくと思うと、すごく不安もありますけど、それより楽しみな部分が大きくて。同じ夢を持った仲間なので。ライバルでもありますけど、一番は同じ夢を持った仲間だと思っているので。みんなで頑張っていきたいと思います」
爽やかな笑顔で言い切ると、再び大きな拍手があがった。出版関係者は「思わず拍手しちゃいましたね。すごかったですね。ルックスもかわいいですし、期待の素材ですね」と話していた。
約9000人の応募から書類審査や面接を勝ち抜いて合格した12人のうち、相談や協議を経て、番組には10人の参加が決まった。10人は、番組内で約3カ月にわたって演技バトルに挑み、同局のドラマ(青春群像劇)への出演を目指す。参加者の中には、昨年3月にNGT48から卒業した高倉萌香(19)もいる。それぞれの思いや意気込みを胸に、人々の心を動かす女優が誕生するか、注目される。【横山慧】



