日本テレビ系報道番組「真相報道 バンキシャ!」(日曜午後6時)が28日放送され、この日をもって番組キャスターを卒業するフリーアナウンサー福澤朗(57)が最後の出演を飾った。福澤アナは自身の決めぜりふ、「ジャストミート!」で番組を締めくくった。

番組終盤で福澤アナは「番組が始まった当初、初代ご意見番の今は亡き河上和雄さん(元東京地検特捜部長のコメンテーター)が、『こんな番組は半年で終わる』とおっしゃられまして。河上先生、18年半も続いていますよ~!…ノーコメントですね」とユーモアを交えてあいさつした。

番組開始の02年を振り返り「その年に生まれた息子が先日、無事高校を卒業しました。そして私もこの番組を卒業させていただくことになりました」。また「とかく情報番組は出演者よりもスタッフの力量が問われると言われますが、そういった意味では、立ち上げメンバーから今日に至るまで極めて優秀なスタッフに恵まれました」と感謝した。

福澤アナの口上は続き、「そして何よりも今、放送をご覧の皆さん方、ご愛顧いただきありがとうございました。これからも引き続きよろしくお願いいたします」。さらに「『真相報道 バンキシャ!』の4月からのますますの発展と、放送をご覧の皆さんのご健康を祈念しまして、行きますよ! 輝かしい未来に向かって…ジャストミート!」とカメラに向かって声を張り上げていた。

後任は同局の桝太一アナウンサー(39)が務める。