秋元康氏が総合プロデュースする劇団4ドル50セントの國森桜(22)が、舞台「夕凪の街 桜の国」(8月4日初日、東京・CBGKシブゲキ!!など)に主演することが12日、分かった。元AKB48で元NGT48キャプテンの北原里英(29)とダブル主演となる。

こうの史代氏の同名漫画が原作。07年に映画化、18年にドラマ化されており、17年や19年に舞台も上演されている。人々が日常を取り戻してもなお影を落とす原爆の記憶や、戦争が人にもたらす悲しみとそこからの再生を、昭和30年と現代を生きる2人の女性を通して描く感動作だ。國森は、昭和の広島を生きた女性、平野皆実を演じる。映画版で麻生久美子、ドラマ版では川栄李奈が演じた役だ。

國森は「私は広島県出身ということもあり、小さい頃から戦争についてたくさん学んできたので、戦争について語った作品に出ることで世の中にもっと広めたいと思っていました」と明かし、「そんな中、お客さんとして観ていた『夕凪の街 桜の国』の舞台に、まさか自分が出演できるなんて思ってもみなかったので、出演が決まったときはとてもうれしかったです」と喜んだ。

さらに「今回、北原里英さんとW主演で、自分に主演が務まるのかすごく不安でいっぱいですが、選んでいただいたからには自信を持って皆実役を全うしたいと思います」と宣言。北原との初共演について「北原里英さんはお会いした時とても優しく接してくださり、私の中で『お姉ちゃんみたいだなぁ』と勝手に思っています!」と感謝した。

國森は「戦争は学校で学んだこと以外にも知らないことがたくさんあって、戦争中の出来事はもちろん、戦争後に生き残った人たちの物語にも注目してほしいです。私の知っていることや作品を通じて学んだこと、この物語を、若い世代を中心に少しでも多くの方に知ってもらえるよう、責任をもって全力で届けます」と誓った。「そして、この先もずっと語り継がれることを願います」とコメントした。