NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の22日に放送された第99話の平均視聴率が16・4%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は65話の18・9%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、行くあてもなく、岡福うどんに身を寄せる一平(成田凌)の元に、寛治(前田旺志郎)が千代からの預かり物を持ってきた。それは、千代から一平に宛てた離婚届だった。すぐさま、みつえ(東野絢香)は千代の家に向かうと、一平からの言づけを伝えるのだった。翌日、いつもよりめかし込んだ千代の姿があった。最後にもう1度話したいという一平の言葉を受けて、稽古場で待ち続ける千代だった。

遅れて現れた一平は「離縁してください」と話す。千代は「ええで」と返す。一平は「生まれてくる子を守りたい」とわびる。千代は「灯子(小西はる)も守ってやり。でも新喜劇はやめない」という。