NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の5日に放送された第108話の平均視聴率が16・7%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は65話の18・9%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、アクシデントがあったものの無事にラジオドラマ「お父さんはお人好し」の初回放送を乗り切った千代ら。その後、ドラマは半年続き、千代は道行く人から「おかあちゃん」と呼ばれるようになった。一方、一平(成田凌)は新作が生み出せずに苦しんでいた。寛治に次回の台本を頼むが断られ、さらには「書けなかったら、引導渡したる」と突き放された。千代らの大人気になったドラマの1時間の特別番組が決定した。すると五女の静子が出る場面を多く作ってほしいとお願いした。そんな時、脚本家の長澤(生瀬勝久)が盲腸で入院した知らせが届いた。台本がわずかにしかできておらず窮地に。千代が長澤の見舞いに行くと、長澤は「間に合わせますから」と台本を作っていた。家に戻ると玄関先に静子が立っていた。静子は家出し助けを求めてやって来た。