今日14日からエントリー受付がスタートするコント日本一を決める「キングオブコント2021」(TBS系で今秋放送)にM-1王者マヂカルラブリーらが参加を表明した。

08年にスタートし、優勝賞金1000万円をかけてコント日本一を決める同大会。今大会からユニットでの参加が認められ、多くのエントリーが予想される。

マヂカルラブリー野田クリスタル(34)は「R-1ぐらんぷり2020」、「M-1グランプリ2020」に続いてお笑いグランドスラム3冠を狙う。同局系バラエティー「学校へ行こう!」の企画「お笑いインターハイ」で優勝経験があり「既に3冠です。これで4冠です」。昨年末のM-1優勝後に「漫才論争」が巻き起こったことを念頭に「M-1ではコントをやらせていただきましたので、キングオブコントでは漫才をやろうかなと(笑い)。欲しいです! この冠が」と意気込んだ。

ライバルを問われると、「まだ参加表明していないですけれど、同じ2冠を取っている霜降り明星。なんか、最近コントも劇場でかけてるみたいで、キングオブコントに出るか聞いたら粗品がはぐらかすんですよ。出るって言え~!」と、霜降り明星の参戦を挑発した。

相方の村上(36)は「過去イチの荒れっぷりになるでしょう」と予想。「変わったことをする人たちの後は、場がおかしな感じになるじゃないですか。戦い方もいろいろ変えなきゃいけないですね」と冷静に前を見据えた。

また、ユニット参戦が解禁されたことから「M-1グランプリ2020」でユニットとしては史上初の準優勝に輝いたおいでやすこがが初参戦する。こがけん(42)は「これまでは芸歴があるのに出られなかったピン芸人やユニットが結構いました。ピン同士で組んで、やっと出れるということで超うれしい!!」などと歓迎した。

おいでやす小田(42)は、過去にゆりやんレトリィバァ(30)とユニットを組み、同大会にエントリー用紙を出したことがあるといい「バツされて返ってきました。昔はホントにめちゃめちゃ厳しかった」と振り返り「だからこそ、今回のルール改正で出られるのはめちゃくちゃうれしいです」と喜んだ。

同大会2年連続ファイナリスト空気階段の鈴木もぐら(34)は「今まで10年間挑戦して払ってきたエントリーフィーの2万円分を優勝して取り戻したいと思います」。相方の水川かたまり(30)は「離婚しましたので、戸籍にバツがついている人も優勝できるよということを証明したいと思います」と自虐を交えて笑わせた。

昨年不出場だった実力派コント師のかが屋も参加を表明。休養から復帰した加賀翔(27)は「僕は去年出られなかったので、ジャルジャルさんが優勝する姿を家で見ていました。うれしさと、せめてその場に居たかったという悔しさもありました。今年はみなさんの不安を吹き飛ばすような元気いっぱいの姿を見せて、優勝を狙います」と気合たっぷり。

加賀の休養中にピンで活動を続けた賀屋壮也(28)は「あんまり言ってはこなかったんですけど、優勝を狙って真っ向勝負で頑張ります。そして1000万で電子書籍のマンガを買います」と力を込めた。

ザ・マミィや相席スタートなども参加を表明している。