26日に放送された、V6井ノ原快彦(44)主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season4」(水曜午後9時)第8話の世帯平均視聴率が13・0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが27日、分かった。個人平均視聴率は7・2%。

初回から13・2%、第2話は13・7%、第3話は11・9%、第4話は14・2%、第5話は12・9%、第6話は13・2%、第7話は13・9%と推移している(いずれも世帯平均視聴率)。

井ノ原演じる浅輪直樹を中心に、警視庁捜査一課特別捜査班(特捜班)の個性派刑事たちが事件解決に挑む姿を描いている。

ビル清掃員・宮川文子(田島令子)が自宅リビングで刺殺されているのが見つかり、直樹ら特捜班が臨場する。無断欠勤した文子の様子を見に来て窓から遺体を発見した同僚によると、文子には大手商社でバリバリ働く娘がいるものの家を出ており、現在はひとり暮らしをしているようだった。

ところが、文子の娘・雪(春木みさよ)が押し入れに隠れているのを発見。雪は15年ほど前に商社を退職して以来、ずっとひきこもっていたようだ。現場が密室状態で、手をけがしていたことから、母親殺しの疑惑がふりかかる。

その後、警察病院に収容された雪は食事にも手を付けず、投げやりな態度を見せ、犯行を認めるような言葉を放つ。

そんな中、小宮山志保(羽田美智子)は、文子が最後に電話で会話した相手、人権派弁護士の成瀬聡美(松浦佐知子)を訪問。文子が翌日行われる裁判に、証人として出廷する予定だったことを知る。聡美は同じく弁護士である娘・莉子(新井郁)とともに、パワハラによって不当解雇された原告の代理人を務めていたが、文子はそのパワハラ現場を目撃した唯一の証人だったのだ。だが、青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)が文子の同僚に話を聞くと、金に固執していた文子が仕事を失う可能性があるにもかかわらず、雇い主に歯向かう証言をすることに疑問がわき上がる。