俳優中村倫也(34)が27日、都内で、「バンクシーって誰?展」(東京・天王洲の寺田倉庫G1ビル、8月21日~12月5日)のアンバサダーに就任発表会に出席した。

イギリスを拠点に活動する匿名アーティストの世界観に迫り、プライベートコレクターの所蔵品を展示する。

中村は、バンクシーについて「メッセージ性があってセンスが光る。メッセージをアートで表現しようとすると、お寒い感じになりかねないけど、世界中で注目されるアートになっている。同じ表現者としてかっこいいと思います」と話した。

中村も絵を描いている。現場で出会った特徴的な人を描くそうで「その人を1回描いたら、次からは見ないで描く。現場のいろんなところに張るんですが、言わないんですよ、僕が描いたって。描かれた人は『これ誰が描いたの!?』って。バンクシってますね」と笑った。

顔がバレなければ何をしてみたいか、と聞かれると「顔バレしないんですよ。舞台やって帰りに電車乗っても、感想を言う人の隣にいたことある。普通に歩いてる。顔バレしたいくらい」。