2日に放送された、V6井ノ原快彦(44)主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season4」(水曜午後9時)第9話の世帯平均視聴率が13・2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが3日、分かった。個人平均視聴率は7・2%。

初回から13・2%、第2話は13・7%、第3話は11・9%、第4話は14・2%、第5話は12・9%、第6話は13・2%、第7話は13・9%、第8話は13・0%で推移している(いずれも世帯平均視聴率)。

井ノ原演じる浅輪直樹を中心に、警視庁捜査一課特別捜査班(特捜班)の個性派刑事たちが事件解決に挑む姿を描いている。

路地裏で不動産会社の社員・脇坂芳樹(永倉大輔)の遺体が見つかった。何者かに突き飛ばされ、地面の石で後頭部を強打したものと思われたが、臨場した直樹と新藤亮(山田裕貴)は、路地裏の壁に足跡がついているのを発見。

その頃、青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)は事件の夜、脇坂と食事をしたという2人の同僚、山口早希(佐藤みゆき)と森下紀見彦(和知龍範)に事情を聴いていた。脇坂と早希には交際しているというウワサがあり、事件当日も食事を終えたあと2人は一緒だったのではないかと、森下が推測。そんな中、脇坂が手のひらにアクセサリーの一部と思われる真珠の玉を握りしめていたことが発覚。さらに、財布は現場に残され、スマートフォンだけ持ち去られていたことから、顔見知りの女性による犯行という線が浮上する。

ところが、国木田誠二(中村梅雀)が署内のデータベースを検索した結果、意外な事実が明らかに。1カ月ほど前、脇坂は公園で“パルクール”の練習をしていた若い男と接触してケガをしたと主張し強引に被害届を出していた。さっそく直樹たちが接触事故の相手・福井翔(元木聖也)に会いに行ったが、彼は話を聞かなかった。壁に付着した翔の足跡を事件現場のものと照合したところ、完全に一致。直樹たちは事情を確認するため、翔の実家である町工場を訪ねるが…。