女優黒島結菜(24)が主演を務める22年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の第2弾出演者発表が8日、同局のドラマ公式ツイッターで行われ、戸次重幸(47)の出演が明らかになった。

この日は、ヒロイン・比嘉暢子の生まれ故郷を彩る「沖縄の人々」を発表。戸次は、青柳和彦(宮沢氷魚)の父で、沖縄を愛する民俗学者の史彦を演じる。暢子たちの住む村を研究旅行として訪れ、連れてきた息子の和彦ともども暢子たち一家の友人となる。

戸次は「がさつな性格の私が、繊細であろう学者という人間を表現するということに、役者ならではの楽しみを感じております」と意気込む。

ダイビングのライセンスを所持しており「私にとっての沖縄はどうしても『世界一のダイビングスポット』という位置付けです。割と浅めの水深でも魚の種類も豊富で、海底洞窟などもたくさんある、最高の海です。そして行けば必ず、毎日沖縄そばを食べます」と話している。

「ちむどんどん」は沖縄の言葉で「チム(心臓)」が高鳴る様子のことで、沖縄の本土復帰から50年の節目に放送される。106作目の朝ドラ作品で、沖縄から東京へと料理の夢を追うヒロイン・比嘉暢子と、個性豊かな4きょうだいの絆を描く。映画「パッチギ」や朝ドラ「マッサン」の羽原大介氏のオリジナル脚本作。語りは沖縄出身のジョン・カビラが担当する。

出演者発表は3週にわたり行われ、第1弾は暢子の家族として仲間由紀恵、大森南朋、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌の出演を発表。第2弾のこの日は「沖縄の人々」として宮沢氷魚、山田裕貴、前田公輝、山路和弘、片桐はいり、石丸謙二郎、渡辺大知、きゃんひとみ、あめくみちこ、ガレッジセール川田広樹の出演が明らかになっている。

3週目は「東京や鶴見の人々」を予定している。