NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の11日に放送された第20話の平均世帯視聴率が16・7%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、未知(蒔田彩珠)は、種カキが原盤にあまりついていないことに落ち込んでいた。さらにベテランの漁師からは頑張っている地場採苗のことを笑われた。その姿を見た百音(清原果耶)は会話に割って入り、未知がどれだけ本気で取り組んでいるかを話し反論した。翌日、登米に戻る支度をしていると、未知に天気の参考書を見られ、気象予報士の資格に興味を持っていることを知られ、うろたえた。「先のことが分かれば人助けが出来るかも」と話すと、未知も天気の参考書を持ち出し応援した。明朝、百音は龍己(藤竜也)に、どうして家から遠い登米に木を植えていたのかと、気になっていたことを尋ねた。龍己は、山で育った葉が川の流れに乗って流れ込み、やがてカキの栄養になっていると伝えた。そこで百音は山と海が切っても切れない関係だということに気づき、「私が天気のことを勉強したら、おじいちゃんの仕事や未知の研究に役に立つかな。誰かの役に立てるかな」と話すと、龍己はにっこり微笑み「業業はギャンブル。天気の読み方一つで100万も200万も稼ぎが変わってくる。将来、百音ちゃんが天気を読めるようになって、一発勝負かけるときには相談する」と答え、百音は清々しい気持ちになった。百音は登米の帰る途中、船の上で空や海の筏などの景色を見ながら、「全部つながっている」と朝岡の言っていことを思いだし、やりたいことをみつけた。