V6三宅健(41)が、来年2~3月上演予定の舞台「陰陽師」に主演することが13日、分かった。会場となる東京・新橋演舞場と京都・南座では舞台初主演となる。

夢枕獏氏の同名小説を原作に、これまで映画やドラマ、舞台などさまざまなジャンルで取り上げられてきた人気作品。平安京を舞台に、三宅演じる安倍晴明や親友の源博雅が、生き霊となって堀川橋に現れた姫を追う。演出を担当するのは18年上演の「二十日鼠と人間」でも三宅とタッグを組んだ鈴木裕美氏。脚本はマキノノゾミ氏が手掛ける。

これまで野村萬斎(55)松本幸四郎(48)佐々木蔵之介(53)ら数々の有名俳優が演じてきた安倍晴明役に初挑戦する三宅は「有名な作品に出演させていただけることをうれしく思います。僕が演じる安倍晴明は、頭脳明晰(めいせき)、冷静沈着で何事にも動じない人物というイメージが強いです」と明かした。「これまで数々の作品では描かれてこなかった安倍晴明の感情の発露や、人間らしい部分が書き上げられます。今までにない陰陽師になることを期待に胸を膨らませて楽しみにしています」とアピールした。