興行収入(興収)90億円を突破したアニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(庵野秀明総監督)とニッポン放送がコラボした特別番組「シン・エヴァンゲリオンのオールナイトニッポン」が、21日深夜1時から2時間、生放送されることが15日、同局から発表された。

特番は、スタジオパーソナリティーを綾波レイ役の林原めぐみと、オールナイトニッポンの経験も豊富なフリーアナウンサーの荘口彰久が務める。また、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の主要キャストがリモート出演し、メッセージを届ける予定。今回の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」関連で林原やキャストがラジオの生放送で語るのは初めて。制作スタッフも登場するという。

「エヴァンゲリオン」と「オールナイトニッポン」のコラボは24年ぶり。97年に「新世紀エヴァンゲリオン劇場版」の春と夏の公開に合わせて「オールナイトニッポン~新世紀エヴァンゲリオンスペシャル~」と題して、3回の特番が放送された。今回もファン注目の一夜となりそうだ。特番はニッポン放送をキーステーションとする全国36局ネットや、ラジオアプリ「radico」で聴くことができる。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は14日に興収90億円を突破したことを、配給の東映が15日に発表。映画本編映像のさらなる調整を進め、カットの差し替えを行った新バージョン「EVANGELION:3.0+1.01」上映を開始した12日と13日の2日間で、興収2億6587万600円、動員16万9296人を記録。前週と比較して興収で960・5%、動員で939・8%という伸びを示した。3月8日の公開から99日で興収90億円を突破した。