16日に放送された、V6井ノ原快彦(44)主演のテレビ朝日系ドラマ「特捜9 season4」(水曜午後9時)第11話の世帯平均視聴率が12・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが17日、分かった。個人平均視聴率は6・9%だった。

初回から13・2%、第2話は13・7%、第3話は11・9%、第4話は14・2%、第5話は12・9%、第6話は13・2%、第7話は13・9%、第8話は13・0、第9話は13・2%、第10話は12・4%と推移している(いずれも世帯平均視聴率)。

井ノ原演じる浅輪直樹を中心に、警視庁捜査一課特別捜査班(特捜班)の個性派刑事たちが事件解決に挑む姿を描いている。

ベテラン鑑識官・猪狩哲治(伊東四朗)が殺人事件の容疑者として連行され、直樹は複雑な思いを抱きながら取調室で対抗していた。猪狩は所轄署で黙秘を貫いており、長年親交のある直樹ならば口を割るのではないかという中原圭一郎管理官(小須田康人)の判断で、特捜班に捜査がまわってきたのだ。

猪狩は直樹に対し、たまたま前を通りかかったアパートから争う声を聞き、その直後に慌てた様子で逃げていく男を目撃したと証言。気になってアパートを確認したところ、奥の部屋で若い男が殺されているのを発見したが、ちょうどそこに宅配業者が現れたため、犯人と間違われ連行されたのだと話した。

しかし、猪狩が疑われるのには理由があった。被害者の前島公也(岸田タツヤ)は、猪狩の亡き後輩の息子だったのだ。公也は警察官の父に反発したのか素行が悪く、猪狩は彼を更生させようと何かと声をかけていたが、最近2人の間ではもめ事が起きていたようだった。ところが、公也との関係を指摘しても、猪狩ははぐらかすばかり。しかも現場からは公也と猪狩の指紋しか検出されず、状況はすべて猪狩が犯人だと告げていた。

そんな中、猪狩の弟子でもある鑑識課員・佐久間朗(宮近海斗)がどんな結果でも真実を突き止めてほしいと、猪狩の携帯電話の通話記録を調べ上げる。