俳優真田広之(60)が、米俳優キアヌ・リーブス主演の映画「ジョン・ウィック」シリーズ第4弾に出演することが決まったと米オンラインサイト、デッドラインが報じた。

メガホンを取るチャド・スタエルスキ監督は、「俳優としてもアクションパフォーマーとしても長く称賛してきた広之を、ジョン・ウィックの家族に迎えることができて光栄です」とコメントしている。真田とリーブスは映画「47RONIN」(13年)以来8年ぶりの共演となる。

リーブ演じる伝説の殺し屋の復しゅう劇を描いた同シリーズの最新作には、英国で活躍する日本人歌手リナ・サワヤマや香港のアクションスター、ドニー・イェンが出演することも決まっている。

今夏にクランクインし、フランスやドイツのほか、日本での撮影も予定されており、来年5月の全米公開を目指している。真田の役柄は分かっていない。

18日に日本公開される「モータルコンバット」に出演している真田は、1980年代に米NBCテレビで放送されて人気を博したドラマ「将軍 SHOGUN」のリメーク版でメインキャストに起用されたことも伝えられている。

江戸時代を舞台に漂着した英国人航海士が異文化の中で生き抜くストーリーで、オリジナル版では三船敏郎や島田陽子が出演している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)