歌舞伎俳優尾上松緑(46)がゲストを招いて行うオンライントークライブ「紀尾井町家話(やわ)」が1周年を迎え、このほど取材会が行われた。

もともと、歌舞伎座ギャラリーで観客を前に「紀尾井町夜話」が開催されていたが、昨年のコロナ禍、ステイホームでも楽しめるようにと「-家話」が始まった。

これまで38回配信され、歌舞伎俳優ら51人のゲストが出演した。オンライン飲み会のようなスタイル、ざっくばらんなトークが人気で、松緑は「人が好きなので1年間続けてこられました。お酒を飲みながらですから、ギリギリを超えた話になることもある。最初は、とんでもないことになるのではという心配があったようですが、おもしろいと言ってくださる。応援してくれている限りは続けたい」と話した。

先輩、同輩、後輩、さまざまな世代がゲスト出演した。松緑は「楽屋の中ではいろんな方と仲良くさせてもらっています。普段から仲良くさせてもらっている先輩方も『出してよ』と言ってくださったり。うれしいことです」と話した。

コロナ禍の終息後にはゲストと1つの場所に集まってトークしたいとし、「(ゲストは)役者の方が多いですが、衣装さんや床山さん、役者でない人たちにも広げていきたい。女性の方も呼んで話をしたい」と話した。

自宅では4匹の愛犬に癒やされていることも明かした。「僕は、感情の起伏の激しい方だったと思います。犬を飼うようになって落ち着きました」と、リラックスした様子の写真も公開した。

今日19日午後8時からは、松本幸四郎、片岡愛之助と1周年記念の配信を行う。松緑は「同世代で話題には事欠かないと思います」。配信はイープラス「Streaming+」でチケット2000円。