演歌歌手水森かおり(47)が18日、座長を務める明治座舞台「水森かおり公演」の初日を迎え、公演後に取材会を行った。同所での単独座長公演は19年3月以来。

公演は、ドタバタ喜劇「笑劇大正浪漫~令嬢、難儀を引き受ける?~」と、コンサートの2部構成。喜劇では、記者を目指すお嬢さま女子大生役だ。「みなさん(記者)のようなシーンは1個もないので、『本当にそういう気があるのかな?』みたいな(笑い)。(公演開始に向けての)取材があるたびに、どんなふうにメモをして、質問をしているのかなって研究していたんですけど、全く生かされなかったので、続編があったら…」と話し、笑いを誘った。

女子大生役だが「その質問に、クスクスと笑うみなさん!(笑い)。お芝居なのでね、遠くから薄目でみれば、見られなくもないのかなって(笑い)。無理があるんですけど、22歳になりきって、薄目でみていただけたら。元気よくっていうのは意識して、お嬢さまなので世間知らずな、22歳になりきって。優しい目でみていただけたらと思います」と話した。

最後に「こういう状況での公演なんですけど、たくさんのみなさんに足を運んでいただいて、いい初日を迎えることができました。雨女なんですけど、良いお天気にも恵まれて。千秋楽に向けて1日1日、心を1つにして、笑顔で明日からまた頑張ろうと思っていただけるような舞台をお届けしたいです」と意欲を示した。