ロックバンド、ゲスの極み乙女のボーカル川谷絵音(32)が、大規模野外フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2021」の開催中止発表後にツイートした内容に一部から疑問や反対意見などを受け、「発言が不用意でした。すみません…」と謝罪した。

川谷は同フェスの中止が発表された7日にツイッターを更新。「エンタメが死んでいかないように自分が出来ることは、ひたすら音楽を作っていくことしかないな」と思いをつづった。

この投稿に、多くのファンからエールが寄せられたが、一部には「指加えて曲を書き続けじーっと終息するのを待つだけですか?」「いいえ 声をあげてください」「それも良いのですが、てっとり早いのは政治を変える事です」などといった意見もあった。

川谷はそうした意見に反応。「“しか”という表現は間違いでしたね。。僕はどちらかというと去年からライブをずっと止めずにやってきて諦めとは真逆な方にいたつもりでしたが、発言が不用意でした。すみません…」とツイートしたが、フォロワーからは「謝る必要ないですよ大丈夫です」「絵音くんはいろんなことを行動に起こして頑張ってると思う。みんな『しかない』って思ってるわけじゃない。言葉って難しいね」「すぐ政治的に捉えられますからねぇ…難しいですよね」などといったコメントが多数寄せられた。

また、この一連のやりとりに、アジアン・カンフー・ジェネレーションのボーカル後藤正文は「絵音君に異議を唱えている人たちの問題意識はよくわかるけど、たとえば彼が何かを社会に申し立てたときに起こるバックラッシュも想像して、聖人君子しかモノ言えぬ空気ってのにも、抗いたいよねって思う。過剰な社会制裁についても。俺たち、それに無言で加わってるから」との思いをつづった。