読売テレビ(大阪市中央区)は9日、グループ会社の株式会社センテンスの社員7人が、新型コロナウイルスの検査で陽性と確認されたと発表した。

同局によると、7月2日に、センテンス社の東京支社で勤務する社員1人が発熱し、翌3日の抗原検査で陽性判定が出た。その後、東京支社勤務の社員14人の検査を行ったところ、8日夜までに6人が陽性と確認されたという。

同局は「うち2人は通販番組の収録に関わっていましたが、番組出演者や他の制作関係者については今のところ体調に問題はありません」とした。

すでにセンテンスの東京支社や大阪本社の関係各所の消毒は終えた。

また、今回、感染が確認された者のうち4人は、5人(1人は陰性)で飲食をしていたことも発表した。

同局は「感染拡大防止の対策が不十分だった点を反省し、改めて当社およびグループ会社各社で対策を徹底いたします。今後も保健所などと連携し、社内及び社外への感染拡大防止と、業務にあたる社員・スタッフの安全確保を最優先に取り組んでまいります」とコメントした。