「2021ミス・アース・ジャパン 日本大会」が20日、都内で開催され、約3500人の応募者の中から、ミス北海道の吉田小夏さん(26)がグランプリに輝いた。

吉田さんは「今日まで私1人ではなくたくさんの人に支えられて、この日の舞台に立つことができました。心からお礼を申し上げます。ミス・アース・ジャパンに選ばれ、各国のミスのみなさんと世界の誰もが幸せに暮らせる環境作りに努力したい」と喜びを語った。

吉田さんはドイツで6年間、プロのバレエダンサーとして活動。19年春に帰国し、ダンサーを続けながら北海道のホテルに勤務している。今回は妹から「また違った舞台があるよ」と勧められて応募したという。吉田さんはベルリンでビザを更新する際に、たまたま難民申請のテントに案内され、はだしの子どもたちに出会ったという。「10年後には、靴を履いていない子どもたちがいなくなってほしいと思う。そんな世界になるように、私が先頭に立って伝えていきたい」。

今後については、モデルや女優を目指したいとした。目標とするのは英女優オードリー・ヘプバーン。「女優としてだけではなく、深い愛で子どもたちを愛したところを尊敬しています。深い愛がある中で幸せに暮らせる環境作りのために、メディアに出たいと思います」と話した。

2位はミス青森の三浦遙さん(26)、3位はミス大阪の藤田麻里さん(25)、4位はミス東京の竹原里奈さん(25)だった。