日韓含む多国籍7人組ボーイズグループ、ENHYPEN(エンハイプン)が6日に「BORDER:儚い」で日本デビューをした。リーダーJUNGWON(17)と、日本人メンバーのNI-KI(15)がこのほど、日刊スポーツの単独インタビューに韓国からリモートで応じた。

インタビューを前編、後編に分けてお届けする。

-JUNGWONさんは、日本に来られたことがありますか

JUNGWON まだ1回もないです。

-日本に来たら、やりたいことはありますか

JUNGWON NI-KIさんが日本のことをよく知っていると思います。なので、NI-KIさんにガイドしてもらいながら、旅行がしたいです。NI-KIさんのご両親に、NI-KIさんもずっと会えていないので、僕も一緒にご両親に会いにいきたいです。

-NI-KIさんはどこをガイドしますか

NI-KI 日本の首都の東京、渋谷の109、僕たち(の写真)が飾られている時に行ってみたかったですね。大阪にも連れて行きたいです。みんなで温泉に行きたいですね。

-日本で会ってみたい芸能人はいますか

NI-KI 僕はこれまでに出たバラエティーもそうですし、小さい時から見ていた芸能人の方だったり、オンラインではなく直接その場にいって、バラエティーに出てみたいです。その中で1番は、オールナイトニッポンXでレギュラー番組を担当させていただいているので、いつか日本のスタジオから直接お送りしてみたいですね。

-グループの1番の強みは何でしょうか

NI-KI グループとしては、7人それぞれにカラーがあって、それぞれの魅力も感じられるところが良いと思います。あと、それぞれの個性を尊重して仲も良く、チームワークも本当にいいところが強みだと思います。

JUNGWON NI-KIさんも、JAKEさんも、JAYさんもいるし、英語と日本語ができます。なので、だいたいの意思疎通の時に壁がないことが強みです。NI-KIさんも韓国語もすごく上手なので、僕たちメンバー同士でコミュニケーションがとれない事は全くありません。ENGENEのみなさんとも自然にコミュニケーションが取れるので、それが強みですね。

-JUNGWONさんにとって、NI-KIさんはどんな存在ですか

JUNGWON 難しい質問ですね(笑い)。NI-KIさんは、端的に伝えると、振り付けの練習はすごく大変なんですけど、みんなが休んでいるときでも、ディテールにこだわって練習しています。自分の中にたたき込むこと、やらなければいけないことを、本当に一生懸命やっていて、すごいなと思います。

-では、NI-KIさんにとってJUNGWONさんは

NI-KI 僕の次に年下のメンバーなんですけど、チームを一番まとめてくれる能力があります。本当にJUNGWONさんを見ながら、見習っている部分も多いですし、なにより僕たちが1番困っている時に一番助けてくれる存在です。

-グループ内で流行っていることはありますか

NI-KI パフォーマンスをするのに体力は重要なので、とにかく筋トレや運動がはやっていますね。

JUNGWON みんな運動も練習も一生懸命やっていますが、活動期間で時間がなくてできないことがありました。それを最近やっています。スリラー映画だったり、ホラー映画をよく見たりしています。ホラー映画を好きなメンバーが何人かいて、最近は夜、時間が出来たときに見ています。

-ENGENEのみなさんと会ってやりたいことは

NI-KI 僕たちは、今年の2月に韓国で「EN-CONNECT」というファンミーティングを開催させていただきました。日本でもオフラインでファンミーティングをやって、ENGENEの方々と交流できるような時間を持ちたいです。

JUNGWON 「EN-CONNECT」の時もお会いしたんですけど、コロナ禍でハイタッチとかができませんでした。なので、実際にお会いできたら自撮りで、コンサートの時にファンのみなさんをバックに写真を撮りたいです。

-日本では、BTSさんも大人気です。どのような存在ですか

JUNGWON まず僕たちメンバーのなかで、BTS先輩の話をよくしています。実力も、音楽的な面でも、とってもかっこいいとメンバー間で話しています。それくらい僕たちメンバーはBTS先輩のことを本当に目指して、一生懸命練習しています。最近、大変な業績を残されていますよね。とってもポジティブな影響をもらっているので、僕たちもBTS先輩のようにカッコいい音楽とパフォーマンスをお見せできる歌手になりたいです。

NI-KI 本当にチームとしての団結力や、チームワークを尊敬しています。パフォーマンスにしても僕たちは学ぶところしかないというか。本当にいつか、BTS先輩のようなパフォーマンスで影響を与えられるチームになりたいと思います。

-先日は、音楽番組で楽曲もカバーされていましたが、大変でしたか

NI-KI 「EN-CONNECT」の時もやったことがあったんですけど、もう1度日本デビューの時にカバーできて、光栄でしたし、ENGENEの方にも喜んでいただけたのかなと思うと、僕たちもうれしいです。

JUNGWON 「EN-CONNECT」の時もやったし、「Boy In Luv」という曲は、ずっと長い時間かけて準備しました。BTS先輩のパフォーマンスは本当に素晴らしいので、カバーするときに難しい点はたくさんありましたが、一生懸命準備しました。

-最後に、世界中にいるENGENEの方にメッセージと、今後の目標をお願いします

JUNGWON まずENGENEのみなさん、いつもありがとうございます。こんなふうに直接お会いできないんですけど、SNSなどを通じて、すごい沢山の応援を送ってくださっています。それを見ると、いつも元気をもらえます。僕たちもENGENEの皆さんから送ってもらった愛に答えられるように、一生懸命頑張りたいと思います。それから目標は、状況が良くなったら日本に行って、ENGENEの皆さんにお会いすることが目標です。グループとしては、東京ドームでコンサートをするのが目標です。

NI-KI 本当に、オーディション番組の時から応援してくださっているおかげで、今があると思います。状況が良くなって日本にいけたら、直接ENGENEの方々に会って、しゃべる機会や、僕たちのパフォーマンスを直接お見せしたいです。本当にENGENEの方々には感謝しかないですし、この感謝の気持ちをもっとカッコいい音楽で恩返しすることが今の目標です。

◆ENHYPEN(エンハイプン) BTSが所属する「HYBE」などによる、超大型プロジェクト「I-LAND」から結成した7人組。昨年11月30日に韓国デビュー。グループ名には、記号の「ハイフン」のように、異なる環境で人生を歩んできた7人がつながり、お互いを発見し、ともに成長するという意味などが込められた。

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