日韓含む多国籍7人組ボーイズグループ、ENHYPEN(エンハイプン)が6日に「BORDER:儚い」で日本デビューをした。リーダーJUNGWON(17)と日本人メンバーのNI-KI(15)がこのほど、日刊スポーツの単独インタビューに韓国からリモートで応じた。

インタビューを前編、後編に分けてお届けする。

-日本デビューの心境をお聞かせください

JUNGWON 日本でデビューできて本当にうれしいです。日本にはまだ行けていませんが、(コロナなどの)状況が早く良くなって、日本に行ってENGENE(ファンの通称)の皆さんにステージを早くお見せしたいです。

NI-KI 今回、日本デビューしてから、プロモーションで沢山の番組にださせていただきました。いろんな反響をいただいて、日本でもデビューしたんだなって実感が湧いてきました。

-「『Given-Taken』Japanese Ver.」はどんな曲でしょうか。注目ポイントも教えてください

JUNGWON 韓国のデビュー曲と同じ曲です。同じ曲ですが、ポイントは言語が違う点と、MVも新しく撮影した点です。成長した僕たちの姿をみて楽しんでいただけると思います。

NI-KI 振り付けは、世界に向けて矢を撃ち、飛躍するような大きな一歩を踏み出す姿を表現しています。あと、メンバー全員で1つの巨大なエンジンを表現するダンスがあるので、そこが見どころです。

-オリコン週間ランキングで、ファーストシングルとして本年度初の首位に輝きました

JUNGWON 日本でデビューして、すぐにいい成績をあげることができて僕たちも驚いています。まだ実感がわいていません。これも全てENGENEのみなさんのおかげだと思っています。いつも、ENGENEのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。その分、もっと一生懸命頑張ろうと思っています。

NI-KI 日本のオリコンランキングは、僕が小さいころから知っていたので、そこで僕たちの音楽が1位になるなんて本当に思ってもいませんでした。たくさんの方たちが僕たちの音楽を聴いてくださったおかげで、こうやってオリコンランキングという大きな場所で1位を取れたと思います。ありがとうございます。

-NI-KIさんは、岡山県出身ですね。なにか反響はありましたか

NI-KI 友達も、家族もとても喜んでくれました。音楽番組のパフォーマンス、バラエティーも家族がみてくれて「かっこいい」だったり「よかったよ」っていう感想ももらっています。

-メディアに出演することは慣れましたか

NI-KI この前「行列のできる法律相談所」に出演させていただきましたが、まだ慣れてはいないと思います。これから機会があったら、もっと良い姿をお見せできるように一生懸命頑張りたいです。

-現在、東京・渋谷の109に、ENHYPENのみなさんの写真が掲載されています。多くの若者が写真を撮っています

NI-KI 渋谷のど真ん中に僕たちの写真がはられているのは本当に不思議です。渋谷は僕も小さい頃行ったことがあって、109という大きなところで僕たちの写真がはられているのが本当に不思議で仕方がないです。

-ご覧になりましたか

NI-KI はい。SNSを通じていろんな方があげてくださっているのを見ました。本当にビックリしました。

-昨年11月30日に「BORDER:DAYONE」で韓国デビューしました。デビューからの期間を振り返っていかがでしょうか

JUNGWON (韓国のセカンドミニアルバム)「BORDER:CARNIVAL」の活動が終わってからしばらくたつんですけど、その当時を振り返ると、デビュー当時よりステージで歌うということにも慣れましたし、マインドとか実力も成長できたと思います。これからも満足せずにずっと成長し続けたいと思っています。

NI-KI デビューしてから8カ月も過ぎたんですけど、デビューしたときに比べると、チームワークもそうですし、パフォーマンスも成長したと思います。これからももっと、僕たちのパフォーマンスをかっこよく、世界中のみなさんにお届けしたいです。

-一番成長した点は

NI-KI 個人的には、本当にオーディション番組の時に比べて、韓国語も伸びたと思います。メンバーたちが支えてくれたおかげで、韓国の番組にも出られるようになりました。

(JUNGWONうなずく)

◆ENHYPEN(エンハイプン) BTSが所属する「HYBE」などによる、超大型プロジェクト「I-LAND」から結成した7人組。昨年11月30日に韓国デビュー。グループ名には、記号の「ハイフン」のように、異なる環境で人生を歩んできた7人がつながり、お互いを発見し、ともに成長するという意味などが込められた。

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