B’zが、初めて主催するロックプロジェクト「B’z presents UNITE #01」を開催することが1日、発表された。大阪城ホール(9月18~19日)公演にMr.Children、横浜アリーナ公演(同28~29日)にGLAYの出演も決まった。

B’zにとって約2年ぶりとなる有観客ライブは、日本を代表するバンド同士で夢のコラボを実現させた。B’zにとっても、他のアーティストとライブを開催するのは初めてとなる。

稲葉浩志(56)は「この1年以上、ライブやツアーを行うことは決して当たり前のことではないと思い知らされて、われわれミュージシャンやバンドも見たことのない壁にぶつかったような思いで過ごしてきました。B’zとしても昨年、無観客での配信ライブなどをやりましたが、また新しいときめきが生まれるようなライブはできないかと話し合い、B’z主催ではやったことのない他バンドとの共演という形であるこの『UNITE』に行き着きました」。松本孝弘(60)も「再び表舞台に立ち、コロナで大きな打撃を受けた音楽業界復興に向けて立ち上がらねば。B’zの新たなパフォーマンスの形であり、チャレンジです」と説明する。

2人の思いに、ミスチルとGLAYも応えた。19年以来の有観客ライブにもなるMr.Children櫻井和寿(51)は「まだ開けてなかった扉があって、新たに生まれる絆があって、いまだ僕らに『まだ』と『新た』があることが、とってもうれしく、無邪気にワクワクしています。松本さん、稲葉さん、何よりB’zの音楽を愛する皆さん、すばらしい機会を与えていただき、ありがとうございます」。

GLAYのTAKURO(50)は「長く続くコロナ禍でも希望を失わず、心を1つにして未来を切り開こうとするB’z初のこのイベントに誘っていただいたこと、とても光栄に思います。まだまだ世界は予断を許さない状況ではありますが、僕たちGLAYもいま一度音楽が持つ力を信じて横浜アリーナのステージに立ちたいと思います。ミュージシャン発信のイベントだからこそのこの夜限りのセッションも期待しています」。

稲葉も「当日はそれぞれのファンの皆さんと一緒に、まだまだ残されている音楽の可能性を目いっぱい感じながら歌いたいと思います。やばいです。今から興奮が止まりません」と話している。