“青汁王子”こと実業家の三崎優太氏(32)が、ZOZO創業者でスタートトゥデイ代表取締役の前澤友作氏(45)が発表した新たな“お金配り”企画に、「フォロワーをお金に変えようとしてるのが見え透いていて本当に残念」と私見を述べた。

三崎氏は19年に約1億8000万円を脱税したとして法人税法違反などの罪に問われ、有罪判決を受けたが、その後、“贖罪(しょくざい)”として、前澤氏と同様の手法でツイッターフォロワー180人にそれぞれ100万円を寄付する企画を行ったほか、夢を持つ若者支援を目的とした「三崎優太 若者のみらい応援基金」を設立したことでも話題となった。

その三崎氏が25日、マイホームを建てる計画のある人を対象に現金10万円をプレゼントするという前澤氏の新企画にツイッターで言及した。

この企画には一部から「生活困窮者に配布すべき」などといった批判的な意見も寄せられているが、前澤氏は突っぱねている。三崎氏は「ちょっとこれはどうなんだろう。寄付って困ってる人にするものなんじゃないの? コロナの背景もあって生活に困ってる人が多い中、期待してしまう人がいるのは当然だと思う。これから家建てる人に10万円配りますって、ただの見込み客集めのキャンペーンにしか見えないし、それはみんな怒ると思う」とし、「配る人の自由といえばそれで片付けられるのかもしれないけど、僕はフォロワー(応援してくれる人)は大切にするべきだと思う。これまで寄付と言い続けてた人が、平気で生活に困ってる人の声を晒しちゃうのは、見てて凄く残念だった」と思いをつづった。

その後のツイートでは、「前澤さんにブロックされてました。指摘したツイートも削除されてるし、図星すぎて怒っちゃったのかな」と、前澤氏のツイッターアカウントからブロックされたことを報告。

また、「家を建てる人に10万円配る?それって世間ではただのキャッシュバックっていうんです」と指摘し、「フォロワーをお金に変えようとしてるのが見え透いていて本当に残念。最初から綺麗事を並べずに、企業の見込み客集めに『お金配ります』って素直に言えばいいのに」と批判した。