26日に放送された天海祐希主演のテレビ朝日系ドラマ「緊急取調室」(木曜午後9時)第6話の世帯平均視聴率が10・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが27日、分かった。個人視聴率は6・2%。

第1話の世帯平均視聴率は14・7%、第2話は13・4%、第3話は9・1%、第4話は10・1%、第5話12・0%だった。

取り調べを行う専門チーム、通称「キントリ」(緊急取調室の略)のメンバーが数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げながら真実を明らかにしていくヒューマンサスペンスドラマ。14年から放送がスタートし、今回でシリーズ4作品目となる。

朝5時すぎに財務省勤務の諸星和彦(駿河太郎)から、自宅で寝ていた6歳の息子・翼(有山実俊)が誘拐された、と110番通報があった。

誘拐事件の捜査を担当する警視庁特殊犯捜査係の班長・鬼塚貞一(丸山智己)によると犯人は別居中の妻・諸星麻美(瀧内公美)だというのだ。和彦によると、麻美はキッチンから包丁を取り出して暴れた揚げ句に息子を連れ去り、その後は連絡も取れず行方不明に。

刑事部長・北斗偉(池田成志)は子を持つ母親でもある有希子に、鬼塚と協力し、麻美と交渉するよう命令。有希子は麻美との電話交渉に乗り出したが、麻美は「もう警察とは話したくない」と言ったきり、有希子からの電話を無視。しかも、有希子が和彦に詳しい事情を確認したところ、もともと翼は麻美と暮らしていたことが判明し…。