今日4日をもって乃木坂46から卒業し芸能界から引退する大園桃子(21)がこの日、YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」で「大園桃子から最後のご挨拶」と題し、アイドルとして最後の生配信を行った。

序盤はメンバーたちと写っている思い出の写真を多数紹介。先輩の齋藤飛鳥(23)とのツーショットが多く登場した。齋藤も電話出演し、「私との写真とエピソード出しすぎなんですけど!」と指摘された。ただ、大園が「困りましたか?」と尋ねると、齋藤は「いいけど…」とまんざらではない様子で、「(配信)見とくね。じゃあね」とエール。大園は「うれしい、うれしい」と笑顔だった。

大園は、3期生楽曲「思い出ファースト」のMVが制作されたことをサプライズ発表し、「作っていただきました~! やった~!」と大喜び。そのまま配信で初披露した。MVは3期生12人で夏の日を過ごす内容。ラストは大園からサプライズで1人1人に手紙を渡し、メンバーたちからもサプライズで花火が打ち上げられた。

MVを見終えた大園の目からは涙が流れた。「泣けた~」と笑った。「すごいいいMVにしていただいて、感動しました。3期生のみんなも見てくれているのかな~」と同期に思いをはせ、「みんな大好きな曲だったからね。桃子が卒業して12人じゃなくなるけど、最後の12人での作品を作れたから。ファンの方も『思い出ファースト』好きな人多いからうれしいと思うし、すてきな届け物ができたかなって思います」と話した。

すると「桃子~!」という声が響き、同期11人がサプライズで登場。加入から5年間誰ひとり欠けなかった3期生12人が集合した。大園は「びっくりした~! え~!! みんなごめんね、お仕事してるのに」と涙し、「みんなが来てくれましたー! 3期生です!」とあらためて視聴者に紹介した。

ラストは同期1人1人から卒業のメッセージを贈られ、笑顔と涙があふれた。ファンに向けて「5年間乃木坂として活動して、たくさんつらいこともあったけど、今すごく幸せな気持ちで卒業できることをうれしく思っています」とあいさつ。「こうやってみんなも来てくれて、昨日まで『ミーグリ(オンライントーク会)』でたくさんの方ともお話しして、たくさん感謝伝えられたので、もうやり残したことはないかなって思います」と晴れやかな表情を見せた。

その上で「これから幸せになれるように生きていくので、皆さんもどうか一緒に頑張って、幸せになっていけたらなって思います。今までありがとうございました!」と感謝を伝えた。カメラに向かって「バイバイ!」と手を振り、「3期生のこと、よろしくです。バイバイ! ありがとうございました~」と締めくくった。