東京パラリンピックが5日、閉幕し、東京・国立競技場で閉会式が開かれた。

フィールドでの音楽パフォーマンスで、ドラムボーカリストで女優のシシド・カフカ(36)が出演した。

「Harmonious Cacophony(ハーモニアス カコフォニー)」というコンセプトで展開された同式典。音楽パフォーマンスには、楽器を奏でられる人も、奏でられない人も、全員がそれぞれのやり方で参加。テクノロジー楽器を使用したり、自分の得意な楽器を使用したりして、音楽を奏でるライブパフォーマンスを実施した。アナログ楽器とテクノロジー楽器が融合した音楽で会場を盛り上げた。

シシドは、自身が主宰する音楽集団「el tempo」を率いて参加。同グループは、アルゼンチンのミュージシャン、サンティアゴ・バスケスが開発した100種を超えるハンド・サインを「コンダクター」が操り指示を出すことで即興でリズムを奏でてセッションするパフォーマンスをみせた。

SNS上でも話題になり、ツイッターでは「シシドカフカちゃんかっこよ」「どこの美人かと思ったらシシドカフカ!?」「シシドカフカじゃん!」といった驚きの声が集まった。

シシドは、メキシコ生まれで、中学時代をアルゼンチンで過ごすなど、多様なバックボーンをもつ。ドラマー、歌手、女優、モデルと幅広く表現者として活躍している。