男女4人組バンド「緑黄色社会」が16日、東京・新宿の日清食品パワーステーションリブートで、オンラインライブを行った。バンドの代表曲「Mela!」をはじめ「たとえたとえ」「LITMUS」など、全7曲を披露した。

同所は98年6月まで、ライブハウスとレストランを兼ねたホールだった。今回は「ACOUSTIC ONLINE EVENT」と称し、アコギ編成でライブを開催した。ボーカル長屋晴子は、アコギライブについて「転換にするときに、難しいんじゃないかなって思ったんですけど、意外と大丈夫でした」。会場の雰囲気については「今までたくさんの配信ライブをさせていただいたんですけど、こういうセットは新鮮な気持ちですね」と喜んだ。

会場名にちなみ、自身のリブート(再起動)方法について、キーボードpeppeは「毎晩寝る前に、30分くらいストレッチすること」。約1年間、継続しているといい「こういうライブとか、テレビに出演させていただいた時の方がほぐしたい気持ちになりますね。気持ちのリセット、リラックスになります」と話した。

長屋は「自分の気持ちに素直になること」。「たくさん寝て、たくさん食べたいものを食べています。自分の思うままに生きていると意外とすっきりします」と話した。自身を大食いだと分析し「食べても食べてもおなかがすくんです。どこまで食べられるか挑戦してみたいです」と、笑顔で願望を語った。

同バンドは、愛知県出身。愛称は"リョクシャカ"。高校の同級生だった長屋、ギター小林壱誓、peppeと、小林の幼なじみで、ベースの穴見真吾によって2012年に結成された。13年より活動を本格化させ、以降、音楽チャートで1位や、多くのCM、アニメ、ドラマ等とタイアップを果たすなど、人気を集めている実力派バンド。