16日に放送された女優比嘉愛未(35)主演のフジテレビ系連続ドラマ「推しの王子様」(木曜午後10時)の第10話の世帯平均視聴率が5・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。

初回から6・0%、5・0%、4・1%、4・4%、4・8%、4・5%、4・7%、5・3%、4・6%だった。

第10話の個人視聴率は2・8%だった。

第10話で、ペガサス・インク社長の泉美(比嘉)はラブ・マイ・ペガサスのサービス終了という条件をのみ、十蔵(船越英一郎)率いる大手アウトドア・メーカー「ランタン・ホールディングス」の傘下に入った。また、オフィスも近日中にランタン本社内へ移すことになっていた。

みんなにとって酷な選択をしたのではないか、という思いもあった泉美は、副社長の光井(ディーン・フジオカ)にその不安な気持ちを打ち明けた。光井は、スタッフみんなの企画を実現させるためなのだからとっても良い話だ、と言って泉美を励ますと、門出を祝ってパーティーをしようと提案する。

今まで使ってきたオフィスでパーティーを開き、思い出話に花を咲かせる一同。そんな中、仲むつまじい様子の光井と泉美を見つめていたのは航(渡邊圭祐)、そして有栖川(瀬戸利樹)だった。帰り道、有栖川は、泉美と光井が付き合い始めたようだ、と航に伝えた。複雑な思いの航は杏奈(白石聖)に会いに行くが、気持ちを消化しきれない。

1週間後、泉美たちは新しいオフィスに移る。十蔵も交えた企画会議の席で小島(竹森千人)は、有栖川・芽衣(徳永えり)、そして航が提出したゲーム企画を進めたい、とスタッフに伝える。その席で十蔵は、モバイル・ゲームだけでなく家庭用ゲーム機でプレーできるコンシューマーゲームの第1弾として、航が企画した「銀河のラビリンス」を候補にしたいと言った。