松竹は19日、京都・南座「九月南座超歌舞伎」を発熱の症状があったため休演していた歌舞伎俳優の中村獅童(49)が20日から出演すると発表した。

獅童は休演した17日に新型コロナウイルスのPCR検査を受け、陰性判定だった。ワクチンは2回接種していたが、松竹ガイドラインにのっとり、大事をとって19日まで休演。18日、19日は、「都染戯場彩」の獅子の精を中村獅一が、「御伽草紙戀姿絵」の源朝臣頼光、袴垂保輔を澤村國矢、平井保昌を獅一が代演。松竹は「その後、発熱の症状も治まり、諸症状もなく、医師の見解も得まして、明日9月20日公演より出演いたします」とした。