フリーアナウンサー生島ヒロシ(70)が20日、アナウンサー生活46年目にして初の大相撲実況にチャレンジすることを発表した。

この日、生島は先週1週間の“夏休み”をへて、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「おはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)に復帰。明日21日のABEMA「大相撲LIVE 九月場所(幕内)10日目」(午後4時)と「大相撲LIVE 九月場所クライマックス(幕内)10日目」(午後4時20分)で、東京・両国国技館で行われる大相撲の実況デビューすることを報告した。

生島は1976年(昭51)にTBSにアナウンサーとして入社、89年にフリーとなった。テレビ、ラジオで芸能畑を中心に音楽、情報、ワイド、クイズ、バラエティー番組の主にMCとして活躍。93年(平5)から00年にかけては、古巣のTBSで「スーパーサッカー」のMCを務めていたが試合実況の経験はない。

きっかけは生島が会長を務める生島企画室に、新たに男性アナウンサーが所属することだという。生島は「いろいろなところに売り込んでいるんだけど、なぜか僕にお声が掛かって実況することになりました。明日、国技館に行きますが、新型コロナウイルスのPCR検査を直前に受けて臨むことになります」と、待ったなしの“古希デビュー”について話した。